はじめての茶道

茶道の体験レッスン、前日までに用意するもの・しなくていいもの

田村ゆき

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はじめに道具の色やサイズ、作法は、流派や先生によって違います。道具を買う前に、通う教室の先生に一度確認してください。

茶道の体験レッスンを申し込んだあと、多くの人が迷うのが「何を持っていけばいいの?」「何を着ていけばいいの?」ということです。

結論から言うと、体験の段階で道具を買い揃える必要はありません。多くの教室では、体験に必要な道具を貸してくれます。この記事では、前日までに用意しておきたいものを、必要な順にまとめます。

まず教室の案内を読み直す

いちばん確実なのは、申し込み後に教室から届いた案内です。持ち物や服装が書かれていれば、それがその教室の答えです。

案内に書いていないことで迷ったら、前日までに一度問い合わせておくと安心です。「洋服で大丈夫ですか」「持っていくものはありますか」と聞くのは、まったく失礼ではありません。

用意するもの

案内に特に指定がなければ、次の3つを用意しておくと困りません。

持ち物 理由
白い靴下 茶室の畳は素足では上がらないのが基本です。履いてきた靴下を、入る前に白い靴下に履き替えます
小さめのハンカチ 手を拭いたり、ちょっとした汚れを押さえたりするのに使います
靴下などを入れる小さな袋 脱いだ靴下をしまっておくのに便利です

白い靴下は、無地のものを選んでおくと安心です。汚れが目立ちやすいので、予備を一足持っていくと心強いです。

白い靴下(足袋ソックス・無地)

白い靴下(足袋ソックス・無地)

茶道用に一足あると、体験にもお稽古にも使えます。

しなくていいもの

体験の前に、次のものは買わなくて大丈夫です。

  • 帛紗(ふくさ)・扇子・懐紙などの道具一式:体験では、教室が貸してくれることが多いです(懐紙など、一部を用意するよう言われることもあります)
  • 着物:洋服で参加できる教室が多くあります
  • 茶道の本を読み込んでおくこと:体験は「知らない人」のためのものです。先生が一つずつ教えてくれます

道具は、入会を決めてから、先生に流派と必要なものを聞いて揃えるのがいちばん無駄がありません。流派によって、帛紗の色などが違うからです。

洋服で行くときに気をつけること

洋服で参加するときは、正座と、道具に触れることを考えて服を選びます。

  • スカートは長め:正座をすると膝が見えやすいので、ロング丈がおすすめです。ゆったりしたパンツでもかまいません(細身のパンツは正座がつらくなります)
  • ゆったりした服:正座やお辞儀をするので、きつい服は疲れます
  • 落ち着いた色:派手な色や柄は避けると安心です

当日、外していくもの

茶道では、道具を傷つけないことをとても大切にします。次のものは外していきましょう。

  • 指輪・ブレスレット・腕時計:お茶碗などに当たって傷をつけることがあります
  • 長いネックレス:お辞儀をしたときに道具に触れることがあります
  • 香水:お茶やお菓子の香りを楽しむ場なので、つけないのがマナーです

長いネイルや派手な色のネイルも、道具を傷つけることがあるので、できれば短く落ち着いた状態で行くと安心です。

まとめ

  • 体験の前に道具を買い揃える必要はない
  • 用意するのは白い靴下、ハンカチ、靴下を入れる袋
  • 洋服なら長めのスカートかパンツ。指輪・時計・香水は外していく
  • 迷ったら、前日までに教室へ聞いてみる

あわせて読みたい本

  • 『茶道を始める前に読む本』(田村ゆき)体験に行く前の不安を、ひとつずつほどく一冊。
  • 『後悔しない茶道教室の選び方』(田村ゆき)月謝・許状・道具代まで、始める前に確認したいお金のこと。

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